コモンリスザル
分類 | ほ乳類 |
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名前 | コモンリスザル |
分布 | ブラジル コロンビア エクアドル ガイアナ スリナム など |
エサやり | できません |
霊長目/オマキザル科/リスザル属
英名 Guianan Squirrel Monkey
学名 Saimiri sciureus
体長 25~35㎝
体重 700~1100g
寿命 (野生下)10~15年
(飼育下)15~20年
〈由来〉体の大きさや色などがリスに似ていることからリスザルと名前が付けられました。
〈生息地〉熱帯雨林の森林地帯に生息していて、湿地帯や川沿いの森林など水辺に近い環境を好みます。昼行性で特に気温が涼しい朝方や夕方に活動します。夜は樹の上で休んでいます。
〈食べ物〉雑食で野生では主に果実や木の実などを食べていますが、昆虫、カエル、などの動物質も結構食べます。動物園ではリンゴ、キウイ、サツマイモ、ニンジン、青菜、ゆで卵、ゆでウズラ、フード等をあげています。
〈生態〉リスザルは群れを作り、樹上生活をしている。群れは2~5頭ほどのオスとその家族から構成されていて数十頭程度で生活している。しかし、食べ物が豊富にあるところでは群れ同士が集まり時には100~300頭もの数になることがある。群れは広い行動範囲を持ち、移動しながら採食をするがその時、群れ同士は出会わないように避ける傾向があり、縄張り争いなどは見られない。もし出会ってもケンカになることはあまりなく同じ一本の木になる食べ物を分け合って食べる。エサを探すのが苦手なのでエサを探すのが上手な他の種類のサルの後ろをついて行ったり、他のサルが通った後の道を通ったりします。
〈特徴〉尻尾の長さが35~42㎝程あり、自分の体長よりも長い尻尾を持っていますが、クモザルのように尻尾で物をつかむことはできません。長い尻尾は枝から枝に飛び移るときなどにバランスをとるのに役立っています。
〈繁殖〉発情期は乾季にあたる9~11月で、そこから6か月の妊娠期間を経て食べ物が豊富な雨季2~4月に1頭、まれに2頭の子どもを産みます。子供は1歳で独り立ちしメスは約2歳オスは約4歳で性成熟を迎えます。